当院では、皮ふのできもの、腫れもの、しこり、かゆみ、ただれ、ドライスキン、ケガ、やけど、日焼けによる肌の痛み、ニキビ、イボ、ウオノメ、タコ、巻き爪・陥入爪、水虫、腋臭・多汗症など皮ふにまつわるトラブルに幅広く対応いたします。また皮膚がんが心配な方もご相談ください。

このような症状の方はご受診ください

  • 皮膚にブツブツが出来た
  • 皮膚に痛みがある
  • 皮膚が赤くなっている
  • 水ぶくれを起こしている
  • 発疹から膿がでてきた
  • 皮膚がただれてきた
  • 耳たぶなどがかぶれている
  • お肌がかゆい
  • お肌がムズムズする
  • 肌表面が乾燥している
  • ほくろのようなものが大きくなってきた
  • そばかすのような斑点が増えてきた など
  • 異物が残っている
  • できものを取りたい
  • 生まれつきのあざ
  • 生まれつきの変形
  • 瞼の異常
  • ケガややけどをした

当科で扱う主な疾患

水虫

水虫は足などに白癬菌が寄生して起こる感染症です。皮膚がただれたり、ぽろぽろと剥け、痒みを伴うことが多いです。また、白癬菌が爪に感染し、爪が白く濁る、分厚くなる、変形するなどの症状が現れることもあります。治療は抗真菌薬の塗り薬を用います。爪まで水虫が感染している場合などは状態に応じて抗真菌薬の飲み薬を使うこともあります。

虫刺され

虫刺されは、蚊やハチなどの虫が皮膚接触することにより、主に赤みのある発疹や痒みが生じる疾患です。痒みを我慢すれば数日ほどで治まるものから、緊急の治療が必要となるケースまであります。ハチに刺された場合は特に注意が必要です。繰り返し刺された場合など、人によりアナフィラキシーショックを起こすこともあります。治療は、ステロイド軟膏を短期間使用することで概ね改善します。腫れや痒みが強いときは、抗アレルギー薬などを使用します。ステロイド薬の内服が必要になることもあります。

湿疹

皮膚の痒みに加え、赤みやブツブツ、小さな水疱などの発疹がみられている状態を総称して「湿疹」と言います。原因は多岐にわたっており、アトピー素因、ストレス、皮膚バリア機能の低下、薬剤性、一部の食物、ハウスダストなどが関係します。強い痒みの症状により患部を掻き壊してしまう場合もあり、それによって皮膚が化膿、悪化し、さらに症状を拡大させることもあるので注意が必要です。特定されている場合は原因の除去を行い、皮膚症状に対してはステロイド外用薬を使用します。強い痒みを抑えるため、抗ヒスタミン薬の内服薬を用いることもあります。

にきび

にきびは、顔などに多い赤みを伴う炎症性の皮疹で、思春期によくみられます。ホルモンバランスの変化やストレスによって皮脂が過剰に分泌されると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、それにより毛穴に溜まった皮脂を栄養源として細菌が増殖し症状が悪化します。治療は、にきびの種類や重症度を判断し、抗菌作用のある薬剤の外用、抗菌薬内服、角質を剥離する薬剤、ビタミン剤や漢方薬の補助的服用などを行います。思春期などを過ぎれば自然軽快も期待できますが、ストレスを避け、規則正しいライフスタイルの維持、適切なスキンケアを行うことが大切です。

やけど

形成外科ページへ